女らしい装いへの抵抗感

小さい時は生き辛かった。小学2年生の頃には、人生終わらせたいなぁなんて考えていた。 何がそんなに嫌だったのか、思い返すと、性的なアイデンティティに問題があって、どうもそれがストレスだった気がする。 元々女の子として生まれて女の子として暮らして…

マカロンの思い出

マカロンを初めて知ったのは13歳の時で、阪神淡路大震災とか地下鉄サリン事件とかが起きる少し前のことだ。 知ったといっても、図書館で借りたイプセンの『人形の家』の中に主人公の好物として登場しただけのことで、私自身が口にしたわけではない。小説に出…

生まれてくることを制限される世代

少子化問題について考えてて、子沢山だった昔の日本では「子供の存在が市場的な価値を生むものだったから産んだ」一面があるよなぁといつも思う。 市場的な価値を生むとはつまり、金になるということ。 息子を奉公に出したり娘を売ることで、親は子供を産み…

手の中の風

ハイティーンの頃、岩波文庫から出ている『ルバイヤート』を愛読していた。 禁酒禁欲なイスラム文化にありながら、酒や色を謳うこの詩集の在り方が何となく面白くて、まだ酒の味も異性の肌も知らない子供のくせに愛読していた。 一番好きだった詩がタイトル…

キルギスの誘拐結婚から始まるとりとめもない考え

キルギスのアラ・カチュー(誘拐結婚)について随分前に知った。 「キルギスの誘拐結婚」 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト 仲間を連れた若い男が、嫌がる女性を自宅に連れていき、一族総出で説得し、無理やり結婚させ…

後天的マイノリティと、先天的マイノリティ

今日のはてなで上がっていた以下2記事を読んで、掲題のようなことを考えた。 ■後天的マイノリティ例 在日コリアン3世の気持ち - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト ■先天的マイノリティ例 田母神俊雄 on Twitter: "渋谷区で同性パートナー条例…

そりゃ、新しい概念を正しく表す言葉を見つけるのは時間がかかるでしょーよという話

自己満足でカタカナ語を振りかざす人々が多いIT業界 ここでわけのわからない文章として例に挙げられているのは、単にUS版ページの直訳に見える。 When your data integration needs grow from one-off projects to a business initiative that helps drive t…

お酒に飲まれる人々はいずれも疎ましい

酒飲めないヤツだって辛いんだい。泣いた!お酒の席での辛辣なお言葉集 - 自省log を読んで、筆者のやるせなさは分かったけど、なにか釈然としない気持ちになった。 私がこれまで経験したお酒の場で出会った人を分類すると以下の表のようになる。 アルコール…

草食系について考えるときに私が思い出す寓話

20代男性の44.3%が「今まで付き合ったことがない」――理想が高いのに、消極的http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1308/01/news087.html 条例やらで保護されてる18歳くらいまではそういうことをしないのが是とされてるのに、たった2年で相手を見つけて経験…

それぞれの荷物

朝食を取っていたら、高校生平和大使の結団式についてNHKでやっていた。 「8月に国連欧州本部(ジュネーブ)を訪ね、「高校生1万人署名活動」で集めた署名を届ける」のだそうだ。 報道の中で、アメリカの高校生が放射能の恐ろしさについて何も知らないこと…

女性手帳モデルの失敗例を見て震撼する

女性手帳モデルとも言うべき、20代半ばで第一子出産した女性にまつわる事件が最近続いた。自転車に隠しカメラで監視、元妻を切りつけたDV夫が異常すぎるhttp://matome.naver.jp/odai/2136927625505253901大阪の母子遺体は餓死か?「食べさせられなくてゴメン…

名前の由来を学校で取り上げるのは余計なお節介

名付けに関するエピソードを読んだ。↓モンペに子供の名前を変えろって言われて警察沙汰になったhttp://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-5019.html要約すると、沙瑠羽(さるぱ)ちゃんと名付けられた女の子が母親に名前の意味を聞いたら「可愛い名前…

日本では見かけない報道写真

ボストン爆破テロに関する英語圏(たぶんアメリカ)の報道をネットで見てたら、両足を吹き飛ばされて骨が見えている男性(ジェフ・バウマンさん/ Jeff Bauman )が車椅子で運ばれている写真があった。日本のマスコミではまず見ることがない衝撃的な写真で、…

悲惨なこと

三國連太郎さんが亡くなられたというニュースを最初に見たときは、芸能情報に疎いのであまりぴんと来なかった。佐藤浩市さんのお父様という紹介で「あ、すごい人なんだ」と認識した。確執があって父子は疎遠だったという記事に興味をそそられ、Wikipediaを開…

夫や妻に代わる言葉

パトリック・ジョセフ・リネハン氏(現・大阪・神戸アメリカ総領事館 総領事)のインタビュー記事を読んだ。彼の「夫」は日系ブラジル人のエマーソン・カネグスケ氏。二人はゲイのカップルだそうだ。 ここで、「という事は総領事が妻?」と思った無知蒙昧な…

はじめまして

増田の面白さに目覚めて、何度目かのはてな再加入。 今度はなるべく長くアカウント保持できるといいな。 よろしくお願いします。